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奥田 智也(取締役)
皆さんこんにちは、株式会社Necmos広報担当です。 今回は社員紹介第3弾ということで、取締役の奥田智也さんにスポットライトを当ててインタビューを行いました!
早速ですが、簡単に自己紹介をお願いします!
奥田智也(おくだともや)、1997年生まれ、現在24歳です。
2016年に早稲田大学国際教養学部に入学し、在学中にNecmosを立ち上げ、2021年3月に大学を卒業しました。
在学中は、アフリカ大陸縦断をしたりフォトグラファー、WEBデザイナーとして活動していました。
とてもおもしろい大学生活ですね!詳しくお聞きしたいです。
在学していた学部は、2年生時に1年間留学をしなければならない学部でした。僕はアメリカのオレゴン大学に留学をしていました。
アメリカ人が老後住みたい州1位という、とてものどかな場所でした(笑)
アメリカから帰国後、本来であれば就活時期だったのですが、僕は休学を選択し、アフリカ大陸を縦断していました!
約4か月かけて、エジプト~南アフリカを訪れました。追ってお話ししますが、この経験が僕の考え方に大きく関わってきます。
アフリカから帰国後は、フリーランスでフォトグラファーやWEBデザイナーの活動を少しずつ始めました。同時に、クリエイター向け情報発信メディア「Velox Blog」も始め、こちらは今でも友人と二人で運営しています。
その後、フリーランスの活動に専念するために引き続き休学してました。そして2020年9月に復学しようというタイミングで、yenta(ビジネスマッチングアプリ)で代表の久保田と出会い、その場で一緒に起業を決めました!
その後11月に千賀とも出会って1月に登記し、今に至ります。
Necmosでの仕事について
現在Necmosではどのような仕事をしていますか?
クリエイティブ領域全般を担当しています。会社のホームページのデザインや会社概要資料の制作、それに伴う写真撮影ですね。最近だとプログラミングも自分でやったりしています。
現状はスタートアップのため、各々が得意分野を担当していますね。
Necmosで奥田さんは今後どんなことをされる予定ですか?
中長期的な目線になるんですが、CXO、CDO、CCOなど、クリエイティブに関わることをやりたいと考えています。
数年後に、とあるプラットフォームサービスを開始する予定なのですが、そこでもクリエイティブ周りを担当するかと。
詳細はまだお教えできません(笑)
とても気になりますね!
奥田さんはなぜ、クリエイティブに拘ってお仕事をされているんですか?
1点目は今後、デザインやアートなどのクリエイティブ、つまり感覚的な領域が更に重要視される時代にもっとなっていくと考えているからです。
これから生まれてくる世代は、AI等僕らが生まれた時には使ってはなかったものを当たり前に使う世代です。
彼ら/彼女らは小さい頃からプログラミングを学ぶと思いますが、プログラミングは将来的にAIに取って代わられると思っています。
その点アートは人間の感性によるものであるためAIに取って代わられる可能性は低く、今後も発展性があると思っています。そのためアートやクリエイティビティをを重要視しています。
あとは僕自身がもともと感覚的に何かを作り出すという行為そのものが好きだからですね。
クリエイティブな物事に関心を持ったきっかけは何ですか?
大学時代に仲の良い友人が、当時から映像クリエイターを目指していて、カメラを持っていたんですよ。自分もカメラ欲しいなーと思ったのが最初の出会いですね。
最初は写真から始めました!
▼カメラにハマったきっかけの友人クリエイターと撮影した動画
写真のどんな部分に惹かれたのでしょうか?
自分のオリジナリティを簡単に体現できるからです。
撮った1枚は、当たり前ですが世の中に1枚しかないんです。
例え同じカメラで、同じ構図のものでさえも、その時の空も天気も違えば、編集の仕方も違うので、世の中に1枚しかないんです。
昔から他人と被るのが嫌いで、「変わってる」と言われるのが好きだったので、オリジナリティを表現できる写真にハマったのだと思います。
詳しく聞きたいです!
昔から人と同じことをするのが嫌いだったんですよね。
その思いが小さい頃から本当に強くて。例えば、僕は群馬出身なんですけど、高校に入学する時にみんな地元の高校に行くんですよ。僕は、群馬の中に閉じこもってしまったら世界が広がらないと思って、周りと違う学校に行こうと決意をして、早稲田大学の附属校である本庄高等学院に入学しました。
今後の人生も、「他人と同じことをしたくない」という思いにぶち当たり続けるんだろうな思います。自分にしかできない何かが絶対あるはずだという思い、自分の存在意義だとかを突き詰め続けると思います。
何をしてても「他人と同じことをしたくない」という壁にはぶつかるんですよね。例えば、写真を始めてみたら似たような写真を撮る人が世の中にはいる。早稲田大学に入っても、55000人は同じ大学の学生だし。そうした他者との被りがどの局面でもある中で、自分はどうしたいのか、自分はどうありたいのかを毎回考えてますね。
Necmosの魅力
奥田さんの考える、Necmosの魅力はなんでしょうか?
1番は人ですね。
久保田は相手が誰であろうと人と向き合うのが丁寧です。
千賀にも共通しますが、そうした姿勢が人を巻き込む力につながりますし、人としての魅力だと思います。
リスクテイクできる人が多いのも魅力だと思います。現在社員は6名ですが、全員に共通することですね。
取締役の3名はもちろん、その後社員になってくれた青木も、まだ何も事業が始まっていないスタートアップに飛び込んでくれて。
スタートアップって、何もない砂漠に旗をたてなきゃいけないんですよね。その旗に少しずつ人が集まって、人の集団ができます。徐々に大きくなっていって、そこに街が出来て、水道ができて、パン屋さんができてて、どんどんインフラが整っていって、最終的に国家になっていく。それが会社だと思っています。
Necmosは一人一人が旗になりえるほどの個性と求心力を持っていて、それがすごく強みだなと思ってます。
素敵ですね!
スタートアップは大変なことも多いのではないですか?
そうですね。友人でも起業している人がいますが、解散を選ぶことも少なくないです。
解散することが悪いわけではもちろんありませんが、僕らは形を成すまでやめない精神を持っている点が魅力であり強味だと思います。
さらに、本当にみんな良い人で面白いし、仲がいいんです。オフィスにいて仕事が終わったらゲームしたり。千賀の家でパーティーをしたり、海に行ったりしたこともあります。
SES事業は常駐があるため、社員間のコミュニケーションが少なくなる傾向があります。僕達も人が増えれば、頻繁に顔を合わせるのは難しいと思いますが、なるべくメンバーとは密に関わることでチームワークを形成出来たらと思っています。
「チームの力」には一人では生み出せない巨大な力があると思います。
僕達は事業を始めたばかりでスキル面ではまだまだ成長する必要があります。もし久保田がスキルだけでパートナーを選んでいたら、絶対に僕は選ばれないですね。それは恐らく全員が思ってます。でもそれ以上の気概と魅力をお互いに感じたからこうやって集結しているんですよね。
今はその気概を頑張って形にするフェーズです。踏ん張り時ですね。
Necmosの強靭なチームワークを理解できました。
スキルだけでない強固な信頼関係に、運命さえ感じてしまいますね。
運命は結構信じていて、何かが作用して出会うべくして出会っていると思っているので、人との出会いは大切にしてます。
「六次の隔たり」という言葉が好きで。
これは、全ての人や物事は6ステップ以内につながるという仮説です。
ある時に出会った何かが、どこでどう繋がるかわからないですよね。ゆくゆく世界の裏側までつながるかもしれない。だから出会いは大切にしたいと思っています。
僕の人生のテーマも、「自分の世界を広げ続ける」ことなんです。
世界を少し知ると、またその先に知らない世界が見える。またそれを知ろうとする。この継続によって見える世界が変わってきます。
これを初めて知ったのが小学校5年生の時です。
当時担任の先生が仰ってた教訓が「殻を破って人は成長する。」です。人の成長を卵の殻で例えてたんですよ。生まれた瞬間に殻ができて、成長する度に殻も大きくなっていく。ある瞬間殻を突き破って、でもまた一回り大きな殻で覆われていて。
そこが根本にあってアフリカにも行ったんですよね。アフリカは治安が悪いなどのマイナスイメージを持つ人が多いと思うんですが、実際にはいってみなければわからないことばかり。自分で体感しなければ本当に知ったことにはならないと思っていて、そうした本当の意味での「知る」を死ぬまで続けたい。
奥田さんのストイックな姿勢がよくわかるエピソードですね。
そうですね、現状に満足しないことは常に心がけています。
大人になるに連れて成長の幅は小さくなっていくと思っていて。現状に満足して維持しようとするとそこで成長は止まってしまうんですよね。常に上を目指したいと思っています。
仕事の流儀
仕事においてどんなことを意識していますか?
4つあります!
1つ目は、「思ったことを伝える」です。言いたいことを言えずに溜め込んでストレスを感じるくらいなら、しっかりと伝えるほうが自分自身にとって健全だと思うからです。
2つ目は、「相手に動いてもらうスキル」を身につけたいと思ってます。
仕事では相手に依頼するためにコミュニケーションをとることが多々あります。僕、そこがとても苦手で。基本的ではありますが、結論から話すなど意識していますね。
3つ目は、「否定しない」こと。
会話であれ文章であれ、コミュニケーションを取る時に相手が少しでも不快な思いをしないようにするよう努めています。
伝え方で違和感を感じさせてしまうと最大限のチームワークを発揮できないと思うんですよね。楽しんでいるときに一番のチームワークが発揮できると思っているので、仕事上でもお互い楽しめるようなコミュニケーションを心がけています。
4つ目は「イライラしない」こと。
もともとは少し短気な部分があるのですが、自分自身を振り返ってみると、その原因は自分自身の不甲斐なさや、自分とは異なる何かを持つ他者に対する許容度の低さだと気が付いたんです。
これを解消するためには自分自身が成長して自信を持つことであったり、精神面でのキャパを広げることが必須だと思ったんです。
そのため、自分の心を穏やかに保てるかを意識しています。朝早く起きて瞑想したり、ストレッチしたり。悩み事がある時はすぐ寝て、朝早く起きる。それが大事ですね。
さいごに
今回はNecmosの取締役である奥田さんにインタビューしました!
自分の在り方への追求や、クリエイティブの分野に対する想いを感じました。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
今後もNecmosの社員をどんどん解剖していきます!
株式会社Necmosでは一緒に働く仲間を募集しています